「但馬」 復活運転   塚本駅

2004(平成16)年5月2日(日)

昨年、JR西日本などがいくつかのイベント(新マリンライナー展示やまつかぜの復活運転など 掲載済み)を催した。それ以降もJR西日本などのページを折に触れて見ている。阪和貨物線を「エーデル(キハ65系)」(掲載済み) が走った後、今度は気動車急行「白兎」「但馬」の復活運転があることを知った。
急行「白兎」は3月27日(土)に京都−米子間の往復、急行「但馬」は5月2日(日)に大阪−豊岡間を往復とのことであった。「白兎」は予定もあったので、5月の「但馬」を撮ることにした。



豊岡(山陰本線)和田山(播但線)姫路(山陽本線)神戸(東海道本線)大阪




さて、西日本のサイトには、別の情報も出ていた。
それは、「大阪駅開業130周年」と「大阪−神戸 開業130周年」のJスルーカードが、5月1日(土)から発売されるとのことである。前者は大阪駅で買えるのだが、後者は立花〜播州赤穂の主なJスルーカード取り扱い駅とのこと。立花は大阪駅から西へ、塚本・尼崎・立花と3つ目の駅。ここまで足を伸ばして・・・ 枚数限定・売切れゴメンであるが、発売開始翌日であればまだあるだろうと、併せて行程に入れることにした。
この日更に、関空2期島ウォーキングがあり、10時までに関空に行かねばならない。
つまり、但馬を写す前にJスルーを大阪駅と立花駅で購入し、撮ったら直ぐに、関空へという実に慌しいことをしなければならないのだった。


これは、鉄に空に、慌しく動いた一日の記録である。(プロジェクトX風に)


さて当日、6時過ぎに家を出て、大阪駅には7時前に到着した。



大阪−神戸 開業130周年

中央コンコースの東にある中央切符売り場の緑の窓口に列んだ。列んでいるのは10人ほど。5〜6人は女子学生のグループのようであった。開いている窓口は二つ。左側は学生らしい男性が、あれやこれや係りと話をしている。いや、話し込んでいると云った様子。右側もすいすいとは進まない。こちらはJスルーを買うだけ。お互いに一言で済むのにと、イライラする。左側に別の係りがやって来た。二人のやり取りを聞きながら、時折、口を挟んでいる。そんなことをしているなら、別の窓口を開けろよと言いたかったのだが。やっとお金を払い切符を受け取った。が、又何やら。別の切符を買うらしい。わたしの後ろにも何人かが列んだ。女学生グループが右に行って、私の前には、女学生らしき人ひとり。女学生グループも簡単に済みそうにない。時計を見る。イライラする。左側窓口、紙幣を出し切符を受け取った。係りが席を立ち、横に立っているのが座った。そうか、勤務交代か。しかし、それはおたくらのなかでのこと。一人が窓口を占有している時の対応、何とかならないものですかねぇ。私の前の女性が左へ、殆んど同時に、右も空いて、窓口にある記念のJスルーを指差しながら、「これ一部」と紙幣を差し出す。購入は僅か10秒。待っていた5分ほどの時間の長かったこと、長かったこと。で、購入したのが・・・


大阪駅開業130周年記念「歴代駅舎と列車」Jスルーカード

大阪駅が開業したのは1874(明治7)年の5月11日。これから130年が経った。二代目駅舎は1901(明治34)年。
三代目駅舎は1940(紀元2600・昭和15)年。この駅舎、ほんとうはもう少し高くなるはずだったのが、戦時体制で建設中止。道路を挟んだ南側にある阪神百貨店の屋上から見ると、上に伸びるはずであった柱が分かった。
(蛇足)この紀元2600年に生まれた戦闘機が零式艦上戦闘機、かの有名なゼロ戦。2601年生まれで有名なのが一式陸上攻撃機、一式陸攻。三式戦闘機「飛燕」は2603=1943(昭和18)年生まれ。
四代目駅舎は1979(昭和54)年に開業。これは三代目が戦前生まれで築40年近くになり老朽化も激しく、また、大阪駅前の再開発事業の一環として、大改築されたもの。駅舎自体は北ビルが新たに出来、今までの表玄関であった三代目の跡には高層の「アクティ大阪」が建てられ、遅れて1983(昭和58)年に完成した。
その後、国鉄からJRへ移行し、梅田貨物駅などの大阪駅北側の再開発計画が机上に上り、その一環として、現在、大阪駅の平成の大改築が始まっている。奥行きのない現北ビルを全面的に建て替えるもので、使用頻度の少ない10・11番ホームを廃止し、それも含めて高層建物の敷地とするものである。この10・11番ホームの廃止に伴い、列車の発着番線の変更を行ないながら、線路の変更やホームの改良が進行する。五代目駅舎は2011(平成23)年の開業予定である。

1958(昭和33)年2月25日
新阪神ビルから見る、三代目大阪駅
mo-yanさん御提供



記念特製弁当を1・2番ホームの弁当売り場で売っているので、
行ってみたが結構列んでいる。しかし、シャッターは降りたまま

諦めて、普通電車の乗り場、8番ホームに急いだ




大阪駅6番ホーム 07:08発西明石行に乗る

立花駅到着は、07:18であった



立花駅のみどりの窓口で購入した「神戸蒸気車」Jスルー

立花07:25発の電車に乗ったが、西明石発学研都市線松井山手行。次駅の尼崎で乗換である。
JR東西線が出来てから、この尼崎駅は東海道・山陽線(JR神戸・京都線)と福知山線(JR宝塚線)、片町線(JR学研都市線)の乗換駅として重要な位置を占めている。電車は、東海道・山陽直通と福知山・片町直通がほぼ同時刻に、また、山陽・片町と福知山・東海道がほぼ同時刻に着発し、乗換の便宜を図っている。



立花からの電車は尼崎07:28着で、隣のホームにいる07:29発の宝塚線各駅停車の大阪方面行に乗換。こちらが先に出発で、松井山手行は1分遅れの30分発。

この電車、大阪駅には07:36着で、但馬の発車までには9分もあるが、陣取りが出来るか心配である。
さて、どうする!? 快調に飛ばす電車に揺られながら暫し思いを巡らせ、無理と判断し塚本で下車。07:32着であった。

降りたのは、2番ホーム。上りの内線である。下りは3・4番ホームで、但馬は外線の4番ホームを通過するはず。跨線橋を渡り、下りホームに行くか・・・ 見ると、1・2番ホームの東の端には三脚を構えたりして準備が出来ているマニアが十数名。一方、降りたホームの東の端はお一人さま。

決めました。こちらから撮ることに致します。



07:37 下り外線を往く681系 サンダーバード回(?)


ホームを過ぎて直ぐ、分岐を通り北方貨物線への築堤を駆け上がる回送車


下り内線・上り内線・上り外線を跨ぐ回送車
時刻表を調べても、こんなに早く大阪に到着するサンダーバードはないんだよね
北方貨物線から東淀川経由で京都運転所(旧向日町車両基地)に向かうのだろうな





07:40 大阪07:37発「スーパーはくと」倉吉行



07:41 下り内線は高槻発大久保行123B 上り内線は西明石発高槻行126B



大阪方面を望む 右は阪神高速空港線
ホームから300mほど先に下淀川橋梁がある



07:44 急行「ちくま」の回送車
長野〜大阪の急行「ちくま」は2003(平成15)年10月1日の
ダイヤ改正で、定期列車から季節臨時列車になり、それに伴って、
383系から381系に変更となった。車籍は、いずれもJR東海


07:45発の但馬
ここまで4分ほどで走ってくるはず
あっ、ヤバいぞ!! 上り内線に普通電車が!



07:49 新三田発京都行普通電車
下り線が見えないよぉ〜!!

この上りが下淀川橋梁を渡り始めてから暫くして
下り線側に明りがチラチラと見えた

急いで、デジカメを構える




07:49 シャッター、ちょっと遅かった!


録画時間を待って、直ぐシャッターを


少し広角にしてシャッターを、ちょっと早かったね!!




先頭車ですが、ちょっと遅かった!!
デジカメは本当に難しいものです、ハイ



うまく撮れたかな!?


行っちゃった さあ、帰ろうか




「但馬」は1960(昭和35)年に、大阪−鳥取間を結ぶ準急として誕生、1966(昭和41)年に急行になったが、1975(昭和50)年に特急「はまかぜ」が登場したことなどで、運転本数が減って、1996(平成8)年3月に廃止された。
キハ28・キハ58系は、1961(昭和36)年に登場した急行用の気動車で、全国で活躍した。JR西日本には、国鉄色のままの車両が16両残っており、そのうちの5両が今回充当された。残念ながら、車番は分からない。

1961(昭和36)年9月20日
西宮で、復元復活運転のC5345機と並ぶ準急「たじま」
mo-yanさん御提供




07:51 まだお帰りになりませんか


塚本駅07:56発の西明石発高槻行128Bに乗って大阪へ。

07:59に7番ホームに到着。記念特製弁当はまだあるか? あれば、関空でのお昼に充当できる。歩を早め1・2番ホームの弁当売り場に。何人かが列んでいる。順番が近付いてきた。私の一人前は女性、その前には男性が。カウンターの上を見ると他の弁当に混じって、キハの写真の弁当が見える。その数、2つ。男性が指を指した。女性はどうかな? 不安が過ぎる。ああ〜、売り切れた!! この惨めなことと云ったら・・・


環状内回りホームに行き、08:12発に乗って天王寺に。ホームの案内を見ると、2番線から関空快速・紀州路快速が08:33発であった。幸い座れたので、やれやれでした。この電車、関空着は09:19。

さて、一眠りしましょうか!!




大阪駅改良工事
これがなくなる10・11番ホーム

ホーム  現 行  最 終
環状内 環状内周り 弁天町・天王寺方面 変更なし
環状外 環状外周り 京橋・天王寺方面 変更なし
 1番 JR宝塚線
山陰方面特急
JR宝塚線 山陰方面特急
JR神戸線 新快速・快速(*)
 2番
 3番 夜行特急
JR神戸線 新快速・快
速(*)
JR神戸線 新快速・快速・普通
JR宝塚線 普通
 4番
 5番 JR神戸線 新快速・快速・普通
JR宝塚線 普通
JR京都線 新快速・快速・普通
 6番
 7番 JR京都線 新快速・快速・普通 山陰特急
JR京都線 新快速・快速(*)
 8番
 9番 山陰特急
JR京都線 新快速・快速
(*)
北陸方面特急
10番 撤去
11番 北陸方面特急 撤去
     (*)印は、ラッシュ時間帯の発着







  



10・11番ホーム


11・10番線の線路


9・10番ホーム


9・8番線の線路


7・8番ホーム 9・10番ホーム 11番ホーム


3・4番ホーム 5・6番ホーム


1・2番ホーム



平成16年5月18日追記
五代目となる「新北ビル」の建設に伴って行われる大阪駅改良工事の安全祈願祭が18日、10・11番ホームの撤去とそれに伴う1〜9番ホームの改良工事の先駆けとして閉鎖された1・2番ホームでJR西日本の幹部らが参加して執り行われた。1・2番ホームの閉鎖により、JR宝塚線と山陰方面特急の発着は3・4番ホームに移った。
工事は約9ヶ月行なわれ、その後、3・4番ホーム、5・6番ホームというふうに順次閉鎖され、移行のための工事が行なわれます。


大阪−神戸 開業130周年 記念入場券
5月11日発売









余部鉄橋オレンジカード
3月14日発売





サイトマップ ホーム > 鉄道と船 > 「但馬」復活運転




mo-yanさん御提供写真2枚を追加 更新 平成16年 5 月17日(2004)
作成 平成16年 5 月16日(2004)

Copyright 2004 Non-Chan Osaka,Japan