阪和貨物線を往く「エーデル鳥取」   瓜破霊園付近

2004(平成16)年2月28日(土)

昨年、JR西日本などがいくつかのイベント(新マリンライナー展示やまつかぜの復活運転など 掲載済み)を催した。それ以降もJR西日本などのページを折に触れて見ている。2月に入って、阪和貨物線を「エーデル(キハ65系)」が走ることを知った。ページでは、詳細の問い合わせは阪和線・久米田駅のみとあった。家人がその方面に用があったので、チラシを貰ってきてくれた。




上のように、走るのは28日(土)。この日は生憎とボランティア活動をしている2月の「おさらい講座」の日。悩んだ末、午前はExcelをいつもどおり担当し、午後はお仲間にお願いすることとし、出来るだけ早く戻ることにした。

随分前から当日の天気が気になった。阪和貨物線は交通の便が悪く、自転車で走るのが一番なのだ。建国記念日の11日、天気が良かったので下見にも行った。勿論、自転車を漕いでである。

有難いことに、当日の28日は良い天気。自転車で「おさらい講座」に出掛け、12時45分までの3時間、Excelを楽しくお勉強して頂いた。

さて、自転車を漕ぐのだが、列車は13時30分に日根野着。関空快速なら、天王寺から、堺市・三国ケ丘・鳳・和泉府中・東岸和田・熊取に停車して33分。大和川まで走っては間に合わないと、堺市駅付近に向かった。


13:11 堺市駅を通過し、三国ケ丘の堀割に向かう関空特急「はるか」


13:13 「阪和快速」221系も後を追う

各駅停車が堺市駅に止まり・・・ 時計を見る。いくらなんでもこの後に来るはずはない。足を運ぶ前に「エーデル」の往路列車は通り過ぎているのだ。
さあ、これから大和川右岸の瓜破霊園近くまで・・・ 距離にして、約8km。まあ、25分もあれば・・・

長居公園東筋の南端にある行基大橋を北に渡り、松原市から大阪市へ。直ぐに右折して、大和川右岸堤防上を東へ。下高野大橋、近鉄南大阪線、瓜破大橋、高野大橋を過ぎ、府営高野大橋団地付近で堤防を下り、瓜破霊園のカーブの所に陣取った。着いたのは13時40分に少し前だったでしょうか。

元々は、この場所で往路列車を撮った後、復路が来るまでの間に軽い昼食をと、家人におむすびを作ってもらってバッグに入れていた。
しかし、ちょっとした誤算があったのだ。下見をした時に何故か、講座終了が12時半と勘違いしていた。直ぐに走れば、13時には着くと。その間違いに気が付いたのが、この日の朝。あっ、大和川では間に合わない。何処にしよう。北西に走るしかないと。
撮影場所に着いたころ、往路列車は日根野を出発。20分で走ってくるのか、30分で姿を見せるのか・・・ そんな訳で、ポットのお茶だけを飲んで、待ち構えた。いやいや実のところは、朝昼兼用の昼食に慣れた胃袋は、おさらい講座出勤(?)のために取った朝食で如何ほどか満たされていて、おむすびに手が伸びなかったのだ。

大和川右岸堤防の直ぐ北を通る阪和貨物線は、殆ど直線に近い。遥か西を望んで、列車の来るのを待つ。時計を見る。14時が過ぎた。この間、同じようにエーデルを撮りに来た若者が二人。それぞれの場所を物色しながら、あっちにこっちに。やがて一人は三脚を据え、望遠を固定した。
時は流れ、14時15分。まだ来ない。臨時列車のため、阪和線のダイヤの隙間に設定しているから、運転停車もあるのかな。この調子では、往路列車も結構早く堺市駅を通過したのだろう。
どこかに行っていた別の一人が戻ってきて、わたしの駐輪場所近くに陣取った。わたしは、見通しのいい場所にいるが、列車が確認できたら、踏切を渡り、自転車を置いてある所でカメラを構えるつもりでいた。まあいいか、あの場所なら、こっちの邪魔はならないみたいだから。

14時半、遥か西にヘッドライトが見えた。間違いなくこちらに向かって来るのを確認して、踏切を北側に渡る。14時半、日根野を出て、50分。どこで道草を喰っていたのだろうと思うまもなく・・・





来ました、来ました!!
後ろに見えるのは、阪神高速・松原線の大和川架橋とその東にある高野大橋


立ち見のお客さんがいますね 拡大画像はこちらです



瓜破霊園付近のカーブに差し掛かりました
左が、府営高野大橋団地


踏み切りを通過、久宝寺向かって、北に向きを変えていきます
子供が一人・・・


「行っちゃった! さあ、帰ろっ!」



ここにも一人・・・



14:31 1分にも満たない時間で通り過ぎて行きました
 

実にあっけないひとときでしたが、貨物線を旅客列車が通ることなど、滅多とないこと。ピンボケもなく、良かったよかった。

渇いていた喉をお茶が通る。さてと、前かごに乗せたバッグにポットを戻し、デジカメも仕舞う。ゴムバンドを掛けて、さあ出発。おむすびはバッグの中でお昼寝を続けている。

団地横の道路から堤防に上がり、直ぐの高野大橋を渡り、松原市に。4km半ほど南下してから向きを西に取り、直ぐに堺市に。少し行って中央環状線を西進。
往路列車の来るのが遅かったので、「おさらい」に戻ったのが15時20分。早速、お仲間から声が掛かり、サポートの開始。16時半までの1時間余り、午前同様、初心者の皆さんのお役に立つことができた。


講座の様子と帰宅時に見た信太標識上を西進する飛行機雲です



夕刻5時半を過ぎて、陽がまもなく沈みます
充実の一日でした



平成16年3月1日 追記
「エーデル鳥取」は1989(平成元)年3月11日のダイヤ改正時に新設された「エーデル シリーズ」の第二弾の気動車特急で、大阪−倉吉を結んだ。その後、運行区間を新大阪−鳥取と変更したが、1999(平成11)年10月2日のダイヤ改正で廃止され、電車特急「北近畿」に統合された。
キハ65701+キハ65711+キハ651711+キハ651701の4両編成で予備車としてキハ65721がある。阪和貨物を走った臨時列車が基本編成だったのか、予備車の組み換えをしたのかは、定かでない。

『エーデル シリーズ』
☆ エーデル丹後
1988(昭和63)年に登場した「エーデル シリーズ」の第一弾の気動車特急で、電車特急と併結運転が出来、その対応として時速120km運転が可能である。新大阪−天橋立を結んだが、1996(平成8)年3月のダイヤ改正で廃止された。
☆ エーデル鳥取
1989(平成元)年に登場した第二弾ではあるが、電車特急との併結は出来ない。
☆エーデル北近畿
1990(平成2)年に登場した第三弾であるが、エーデル鳥取と同様、電車特急との併結は出来ない。大阪−浜坂を結び、その後、運行区間の変更もあったが、エーデル鳥取と同様、1999(平成11)年のダイヤ改正で廃止され、電車特急「北近畿」に統合された。


阪和貨物線は、一時期、それも相当以前であるが、気動車特急「あすか」(キハ82系)が東和歌山(現和歌山)から阪和貨物線を経由で奈良、亀山、名古屋を結んでいたことがあった。この運転を契機に「金岡(かなおか)」を「堺市(さかいし)」と改称し、特急停車駅とした。紀勢線周りに比すれば相当の時間短縮ではあるが、和歌山・名古屋間の需要は少なく、短命に終ったようである。鉄道貨物や鉄道小荷物(チッキ、郵便小包とともに小口荷物輸送を担っていた)を扱っていた時代は、EF15、EF58、ED60、EF60などの電気機関車が貨車を引っ張って走っていたが、チッキがなくなり、和歌山方面の貨物列車が廃止されてからは、廃線同様となった。しかしながら、阪和線と関西線を短絡するという意味では重要な線であり、また、大阪外環状線構想の南地区の一部を占めていたため、線路撤去には至らなかった。その外環状線構想から外された今も、緊急事態対応のために存続しており、関西線(大和路線)・王寺から阪和線・鳳までを、阪和貨物線の信号などの設備維持のため、1日1往復「レール磨き列車」が運行されている。



平成16年3月6日 追記

mo-yanさんが、近鉄南大阪線の少し東のところで、往路・復路の「エーデル鳥取」撮影なさっています。「つれずれ日記」に「阪和貨物線のキハ65系「エーデル鳥取」と近鉄南大阪線」がありますので、こちらから是非ご覧ください。

平成16年3月13日 追記

3月10日深夜、Hiroさんから井戸端に「エーデル」のページを作成しているが、別アングルの写真も掲載したいので写真を2枚お借りできないかという内容の書き込みがありました。そのページが完成し公開されました。往路・復路ともいろんな場所で撮られた写真が掲載されています。こちらから入って、「阪和貨物線」をご覧ください。

平成17年4月2日 追記

新大阪駅で「0系ひかり」の復活運転の模様を撮ったあと、在来線ホームに行くと、偶然にも、エーデル車の回送とばったり。どんな運用であったのかは全く分かりませんが。8時26分頃のことでした。











平成17年6月13日 追記

久しぶりに通った阪和貨物線の踏切。そこで目にしたものは・・・・
次ページをご覧下さいませ。

平成20年11月18日 追記
阪和貨物線、復活せず!

JR西日本は昨日、八尾−杉本町(11.3km 通称:阪和貨物線)の廃止届を国土交通省近畿運輸局に提出しました。
廃止予定日は、2009(平成21)年11月18日です。

平成21年2月2日 追記
鉄道事業廃止繰上届出書の提出
JR西日本は、阪和連絡線の廃止予定日を、平成21年3月31日に繰り上げることを申請していましたが、国交大臣からこれを認めるとの通知があり、本日付で、鉄道事業廃止繰上届出書を提出しました。

平成21年6月25日 追記
おおさか東線延伸区間(城東貨物北線)の
 開業は、2019(平成31)年春!

おおさか東線延伸区間を建設する「大阪外環状鉄道」が25日、国交省に、放出〜新大阪間の工事期限を2019(平成31)年3月末とする計画変更を申請しました。
開業の当初予定は2012(平成24)年で、7年の遅れとなります。

平成25年4月19日 追記
JR長瀬〜新加美駅間に新駅設置が決定

大阪外環状鉄道株式会社と西日本旅客鉄道株式会社は4月19日、JR長瀬〜新加美駅間の新駅設置について、近畿運輸局長に対し、鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更認可申請を行ないました。新駅の開業は2018(平成30)年春の予定です。

平成25年7月16日 追記
おおさか東線延伸区間(城東貨物北線)の西吹田駅西方の高架橋を撮りました

元々、おおさか東線は、東海道線下り外線の外側(東側)に敷設されることになっていましたが、予定地に既にマンションが建設されたこともあり、空いた梅田貨物線を利用するために、吹田〜東淀川間(神崎川の北)で東海道上下線を跨ぐことになったようです。



        

エーデル号 錆取り列車 城東貨物線 外環状工事 草ぼうぼう 再び外環状 
城貨北線は 放出駅付近 東線見学会 試運転電車 ひと足先に 祝 開業!!

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おおさか東線開業 追記 平成20年 3 月27日(2008)
おおさか東線試運転電車 追記 平成20年 3 月13日(2008)

おおさか東線試乗会 追記 平成20年 3 月 9 日(2008)
おおさか東線試運転電車 追記 平成20年 3 月 5 日(2008)
城東貨物北線 追記 平成20年 1 月18日(2008)
放出駅付近 追記 平成20年 1 月 5 日(2008)
おおさか東線見学会 追記 平成19年12月31日(2007)
外環状線工事 追記 平成19年12月30日(2007)

追記 平成17年 7 月11日(2005)
外環状線工事およびその後の阪和貨物線 追記 平成17年 6 月27日(2005)

城東貨物線 追記 平成17年 6 月24日(2005)
錆取り列車 追記 平成17年 6 月13日(2005)
新大阪駅のエーデル 追記 平成17年 4 月 2 日(2005)
追記 平成16年 3 月13日(2004)

追記 平成16年 3 月 6 日(2004)
追記 平成16年 3 月 1 日(2004)
作成 平成16年 2 月29日(2004)

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