メールフォルダのコンパクト化  (最終更新 H10.05.02

 「送受信したメールの整理と保存」 の最後で、下のような説明をしました。

ホントに「完全削除」ですか ?

『「削除済みアイテム」で削除しようとすると、下のような画面が出て、[はい]をクリックすれば、今度はホントになくなります。』と説明しましたが、実はそうではないのです。表向きの仕組みではこのようになっていますが、まだ消えてはいません。


このことを知らないあなたのHDDの空き容量はどんどん減っているのです。

それでは、実際に見てみましょう。

1.コンパクトって何?

  [ファイル][フォルダ][コンパクト]を開いてみたことがありますか?
  

 

  「ヘルプ」 で「コンパクト」の説明を見ると次のように書いてあります。
  

  「圧縮してディスク容量を節約するには」 とありますね。

   lzh形式やzip形式と同じような圧縮をするのでしょうか。
  それとも・・・

 

2.メールのフォルダ

  「削除済みアイテム」「受信トレイ」「送信トレイ」「送信済みアイテム」 の4つのフォルダがあることは既にご存知ですね。

  実際にはどこにあるのでしょうか。検索してみましょう。「名前」にはメールフォルダの拡張子「 *.mbx」を指定します。

  

  わたしの場合は、「 A:\Program Files\Internet Mail\Non-Chan\Mail」となっています。あなたの場合は?

  ところで、サイズを見てください。送信トレイが8MB?
  送信されると空っぽになって、送信済みアイテムに移るはずですね。そう言えば、他のフォルダも・・

  改めて、メールのフォルダを開いてみました。
  

  メールの各フォルダは拡張子「idx」と「mbx」が対になっています。

  「送信」したり「削除」したりすると、次のフォルダに内容が移動し、最後に、削除済みアイテムで「削除」 を実行すると、
  完全に削除されることになっています。

  しかし、それは見かけ上のことで、移動ではなく複写され、元のフォルダには「削除」という印が付いているだけなのです。
  削除済みアイテムも同じことです。
  送信メールを順に削除すると、「送信トレイ」「送信済みアイテム」「削除済みアイテム」の3つに同じ内容が保存されます。
  同じように、受信メールは「受信トレイ」「削除済みアイテム」の2つに保存されることになります。

  そのために、メールのやり取りを始め時間が経つにしたがって、メールフォルダに送受信されたメールが溜まり、
  HDDの空き容量がどんどん減っていきます。

  これではタッマッタものではありません。

 

3.MBXフォルダの中身

  「送信トレイ」をワードパッドで覗いてみました。
  

  これは、一番古い送信内容で9ヶ月近く前にメールの送信テストをした時のものです。
  まさか、こんな物が残っているとは夢にも思いませんでした。

  日本語で記述されているのですが、下のように文字化けして内容が読めませんね。
  

 

  実は、MBXフォルダは、JISコードで保存されています。したがって、読み込み時にコード指定が
  可能なエディターソフトで内容を読むことができます。

  ここでは、エディターでは有名な「秀丸」の力を借りてみました。
  下のように、9ヶ月前の削除したはずの受信文書が蘇りました。
  

  今までに、削除済みアイテムから削除して、「アッ、しまった!」ということはありませんか。
  この後説明するコンパクト化の前でしたら、上のように蘇りますので、是非、復活してください。

 

  もちろん、添付ファイルも保存されています。下は、「 html形式」を添付した時のものです。
  

  ここで気を付けて頂きたいのは、本文は短くても添付ファイルを多量に扱っている場合、送信で3倍、受信で2倍となって、
  メールフォルダの容量が増加していくということです。

 

4.コンパクト化

  今までの説明で既にお分かりになったと思いますが、「コンパクト化」とは、
  「削除の印」が付いているメールを完全に削除してしまい、フォルダ容量を小さくしてしまうことです。

  さあ、それではコンパクト化を実行しましょう。

  [ファイル][フォルダ][コンパクト]を開きます。
  [すべてのフォルダ]を選択して一度に実行しても、個別のフォルダを選択して実行してもかまいません。
  気を付けて頂きたいのは、今度こそホントに完全に削除されるということです。
  

 

  [すべてのフォルダ]をクリックしました。

  「コンパクト中」の表示がでました。
  

  この後、受信トレイ・送信トレイ・送信済みアイテムと続きます。

  さあ、コンパクト化の結果を見てみましょう。
  左が「コンパクト実施前」、右が「コンパクト実施後」です。
   

  

  送信トレイは見事に減りました。1KBはヘッダー部の容量です。削除済みアイテムも減りましたね。

  受信トレイと送信済みアイテムは、わたしがズボラをしてまだ整理せずに置いているメールが多いからです。
  特に、送信済みは添付ファイルメールが多くあるため、まだ3MBもあります。
  それでも、実施前の約20MBが僅か約4MBにまで減りました。
  送信トレイの無駄な容量が解放されただけでも大きな節約になりました。

  メールフォルダのコンパクト化について、お分かりになりましたか。

この例のようにメールフォルダはカレントドライブにあることが多いと思います。
すなわち、「Windows」フォルダがあるドライブです。
新たなソフトをインストールすると、「Windows」フォルダに情報が書き込まれます。
また、インターネット用の一時ファイルもこのドライブにあることが多いでしょう。
何かにつけて、空き容量を確保しておきたいドライブです。

どうぞ、定期的に、削除の内容を確認した後、コンパクトを実行してください。


作成 平成10年 5 月 2 日(1998)

Copyright 1998-2000 Non-Chan Osaka,Japan

 

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