だいじょうぶさぁ〜沖縄 冬の格安3日間
2002(平成14)年1月



雲 上 飛 行

昨年秋の西九州格安ミステリーツアー以来、ことある毎に、旅行社の広告を目にするようになった。師走に入り、「沖縄、2泊3日、19,900円」の某旅行業者の広告を見つけ、どちらともなく「これ、行こうか!」と云うことになった。7食のうち、ホテルでの朝食2回だけが組み込まれ、あとはOP。でも、飛行機の往復割引搭乗券だけで5万円強もする。
30年近く前にTDAのYS機で徳之島・沖永良部までは行ったが、それより南は知らない。太平洋戦争の激戦地であり、現在は米軍基地が集中し、基地の在り方が常に問われているている沖縄。また、10年程前に、沖縄電力の沖縄幹線と云う送電鉄塔の建設で、基礎の基本設計をしたこともあり、機会があれば訪れたいと思い続けていた。
西九州の旅に一緒に行った大和高田の母に電話を入れると、今回は二人で行ってらっしゃいということ。札幌の雪祭りや流氷なども見に行きたいが、この機会を逃がすことはないと云う訳で早速申し込みをした。
昨秋ニューヨークで起こった同時多発テロの影響で、航空機の利用が世界的に激減。航空会社の倒産や旅行業者の経営危機の続出。沖縄には米軍基地がある関係で、修学旅行の取り消しや一般観光客が遠のき、沖縄の経済に打撃を与えていた。
そんな中で、観光客を呼び戻そうと、「だいじょうぶさぁ〜沖縄」キャンペーンが張られている。



このロゴは「沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)」が作成したものです。
本ページでは、OCVB提供の写真も使用しています。



届いたパンフレット(表)




届いたパンフレット(裏)


関空−沖縄便を時刻表を見ると、B767での往復。2-3-2の座席配置である。二人での申し込みであるからどちらかの窓がわに座れるだろうと考えた。それなら、往きはA・B席で、関空は06で離陸、沖縄は18への着陸。帰りはF・G席で、沖縄は36の離陸、関空は24の着陸がいい、と「取らぬ狸の皮算用」。新年を迎えてからは、朝に夕に沖縄の天気を毎日チェックしていた。


前日の天気予報では、低気圧の動きが微妙だが雨はなさそうだ。大阪との温度差、10度以上! 服装が問題だなあ。添乗員は那覇空港からだし、空港での時間はありそう。それなら、手荷物を預けることにしてもと、今回はキャリングケースに詰め込むこととした。


 
そして、いよいよ当日・1月11日(金)を迎えた。
通勤時よりは1時間以上も早く起き、いつも起床する7時には最寄りのバス停へ。そして、関空快速で空港へ。連絡橋を走行中、24での着陸機を発見。あれまあ、真っ直ぐの離陸や。座席はどっちでもええがな! 集合時間もないので、さっさと団体カウンターへ。貰った航空券は「24のF・G」と右の窓側席。24は随分うしろ。ひょっとして、主翼の辺り!? 那覇のユージングはどっちやろか? 18でないとあかんがな! 雲がなければ、四国や九州の山々も見ることが出来るのに・・・
添乗員は、沖縄・那覇からである。搭乗券ともに迷い子札も貰った。
沖縄の最高気温は20度を超える。ジャケットは勿論ここまで。預けるキャリングケースの中に詰め込み、セキュリティのレントゲンを通し、カウンターに渡す。
さて、いつも問題のセキュリティー。今回はどう!? 何もなく通過。鉄の筋肉はどこに??

エプロンは昨夜半の雨でまだ濡れている所もある。空は雲が多い。
椅子に腰を下ろし、迷い小札を付ける。同じもの、違うワッペンが三々五々と・・・



67番搭乗口の案内板



沖縄行きを待つ人々



隣のスポットに入るB767-300ER
全日空・ANK・AirJapanのロゴが




搭乗機の到着 どこから飛んで来たのかな?




 
さあ、いよいよ搭乗。予め座席番号を記入したログブックを搭乗口で「お時間のあります時に・・・」とお願いする。そして、左側通路をどんどん奥へ。ギャレイを通過した所に、24席はあった。主翼中央より少し前だ。主翼に書かれている機体番号は「JA8579」だった。ウンッ、どこかで見たような、記憶にあるような・・・
一つ前の23列がお見合い席だ。あれれ、24列は我々だけ? 23列は・・・
「当機は間もなく出発いたします」との機内放送。23・24列は結局、我々二人だけであった。
 
朝刊を見ると、福岡版。福岡から飛んできたことが分かる。

24を離陸した機は、2期工事の現場を後方に追いやり、直ぐに雲の中へ。グングンと高度を上げる。
一列前の23は空席。その前のジャンプシートにはCAさんがこちら向きに座っている。俗に云うお見合い席だ。CAさんは斜め少し下に目を落としている。23F・Gにお客さんがいらっしゃったら・・・
巡航高度はFLT390を予定している。雲の上に出た。厚い雲に覆われ、下は全く見えない。2時間の飛行。残念ながら、眼下は雲の連続であった。どの辺りを飛んでいるのか、雲の切れ目を探し下を見ようとしたが、切れ目など全く見つけることは出来なかった。
機内サービスが始まった。席からは斜め左にギャレーのCAさんが見える。濃縮したものをポットに入れ、冷水を入れてかき混ぜている。見事な手際で、ジュース一丁あがり! 例によってスープをお願いした。あのスープの温かさといい味といい、最高である。
下が見えないなら、他の高度を飛んでいる飛行機をと探してみるが・・・
サービスが一段落して、CAさんが来てくださった。
「ログブックは、降機時にお渡しします。パソコンでお作りになられたのですか」
「はい、そうです」
「写真も自分でお撮りに?」
「今回は、トライスターですが、以前はマリンジャンボでした」
CAさんに、マリンジャンボのログブックとともに、関空開港時に飛来したコンコルドや工事中の写真を差し上げた。
「関空ベースですから、珍しい関空のお写真を・・・」と写真を返された。
「どうぞ、お持ちください」
「本当にいただいてよろしいのですか」
「どうぞ、どうぞ」
「貴重なお写真をありがとうございます」
CAさん達は、福岡ステイで関空に。そして、沖縄1往復で乗務を終えるとのこと。皆さん、関空ベースのCAさんである。
そして、CAさんが「耳寄りな話」をしてくださった。そうだ、思い出した! JA8579は・・・
暫くして、チーフさんが「先ほどは貴重なお写真を頂戴いたしまして、クルー一同感謝申し上げております」とわざわざご挨拶に来られた。ありがたいことである。

種子島上空を通過したとの機内放送があった。これから、那覇に向けて降下だ。

奄美大島、徳之島、沖永良部と、28年前に訪れた島々が、この下にあるはずなのだが・・・
那覇の着陸は、18だろうか、36だろうか。36なら沖縄本島の南からだから、沖永良部は右席から、18だと島の北からで左席から見えるはずだ。もしかして、18かもと思い右席は連れ合いに頼み、空いている左席24Aに席を移し懸命に下を見るが、冬の寒い冷たそうな雲がそれを遮っていた。
「島が見えるよ」と連れ合いが教えてくれたので、24Gに戻った。18への進入かな?



降下を開始したが、依然雲に覆われている
時折、島に見える雲が現れるが・・・


確かに島のように見える。しかし、島影がどうも違う。半信半疑のまま何度かシャッターを切った。でも、徳之島、沖永良部、形が違うなぁ!?
機の降下が体でも分かるようになった。島影を見つめる。右前方下にあった島影は真横に、そして上後方に動く。残念ながら、やはり、雲であった。
僅かな雲の切れ間から海が覗けるようになったが、本当の(笑)島影は見えない。機は降下を続ける。

 

例によって、画像がたくさんあり、大変重くなっていますので、予め、ご承知おきくださいませ。
御覧くださる皆さんへのお願いです。
この紀行記を作成中にいろいろ調べたり、教えていただいたりしましたが、まだまだ分からないことが多くあり、また、誤記しているところも多々あると思います。
ご存知のお方がいらっしゃいましたら、是非是非お教えいただきたく、お願い申し上げます。

それでは、お時間の許す限り、沖縄をお楽しみくださいませ。



        

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