「神戸ルミナリエ」

2000(平成12)年12月23日(土)

家を出たのが16時頃。阪神梅田では、12月31日まで有効な「としのせ きっぷ」を発売している。これは310円区間切符が4枚入っていて、900円。大阪−神戸をふたりで往復するには好都合だ。この切符売り場で、「ルミナリエのカードは?」と聞くと「駅長室に」と。ところが行ってみると、年配の駅員が「完売でもうとっくにない」と。少々文句を言っていたら、若い駅員さんが「三宮にはまだあります。お名前を教えていただいたら連絡しておきます」と声を掛けてくれた。それでは、とお願いして、16時40発須磨浦公園行き特急に。







ルミナリエに行くのでしょう、一杯の人。昔の阪神電車とは趣の異なる新車。カーブの多い線路を加速・減速、昔から加速度・減速度には定評のある阪神電車。たしか、ラビットカーとかジェットカー、って名付けていたと記憶している。




元町駅には30分後の17:10に到着。地下の狭いホームは人ひとヒト。駅員が、「東口は混雑しています。西口が空いていますので西口にお回りください」とハンドスピーカーで声を張り上げているが、殆んどのひとが東口へ。既にここから混雑が。改札への階段、地上への階段、もたもたする人がいるのですよねぇ。

南へ行く駅前の交差点がまた大変。ガードマンが懸命に「横断歩道をお渡りください」と声を張り上げている。車道はとは?と見れば、駐禁用にガードレールが道路に張り出している。こんなことをするのなら横断場所も、ガードマンが道路に立ち、手を広げれば広々と渡れるのに。ドン臭いことです。渡ってしまえばスイスイ。ところが所が、100mほどで立ち止まり。17:20です。左前方に大丸を見る交差点が最後尾で、ひとヒト人。もう一歩も前に進まない。120m程前に大きなスクリーンがあり、何やら絵が動いているが、よく分からない。さらに先に見える阪神高速神戸線の高架の上を、ライラックアライバルで関空に向かう飛行機の灯火が東進するのが時折見える。西の空には伊丹から離陸し西行する灯火が。軽飛行機らしきものやヘリが低空で飛んでいる。空から見物なのだろうか。





前の方から「ウォ〜」と言う声。点灯されたらしい。17:30過ぎだった。120m先で左折し、その先120m程先がルミナリエの入口。しかし、道路いっぱいの人。一向に動かないよ。冷たいものが顔に。雨だ。あちこちでざわめきが起こった。右にある南京通りのアーケードへ逃げる人が抜けて行く。その分、前進。でも先は長い、僅かな距離なのに。雨脚は一時強くなったが、短時間で止んでくれた。風も結構強い。ビルの窓の飾りの風船が風の強さの負け、ひとつ、ふたつ、空に舞い上がる。おや?今度は5、6個が繋がったままの集団脱走が。

やっと動き始めた。時計を見ると18:30。この間に動いた距離は10mにも満たない。動いては止まり、動いては止まり。どうも大丸側(左側)の流れが良い。左折するのだから、それも当然か。動く度に、少しずつ左へ。若い二人づれが多いが、我々のような熟年夫婦も結構いる。朝の通勤ラッシュ並みの混雑だから、赤ちゃん連れや高齢者には辛い。ましてや乳母車を押してくるのは危険極まりない。

19:00、左折。見えた、向こうの方に。流れは良くなった。車線減少の交通渋滞と同じこと。入り込むまでが大変だ。ここでも左側を歩く。真ん中は動きが悪い。歩道の右端を歩くと車道との段差があるので、ほんの少しだが見通しは利く。左折してから入口までの120mは10分ぐらいだったろうか。拡声器からは「立ち止まらないでください。立ち止まっての写真撮影は他の方の迷惑になり、また危険ですからお止めください」と。流れはゆっくりなので、写真は撮れる。



この東行き一方通行の道路を横断する南北の通りは、ガードマンが手を繋いでの完全通行止め。横入りは絶対に出来ない。ルミナリエの区間は500m弱だ。飾りつけの間隔は結構あるので遠望するのが良い。7億円の費用が掛かっているとのこと。2週間の会期に何と500万人の人出。一日平均35万人。平日は18時点灯。消灯するのは22時半。1時間に8千人ぐらいの勘定だ。
















東遊園地近くに臨時郵便局が。ルミナリエの切手やふみカードを売っている。800円の切手シートと1000円のふみカードセットを買い求めた。



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東遊園地中央には直径40mぐらいのスパッリエーラ(光の壁掛け)が。
上から見ると王冠のように見えるこの飾りは23万個の電球が使われている。


この王冠の中に入ると このように見えます
(3枚の写真をつなぎ合わせました 拡大写真はこちら

見上げると、高層の市庁舎に神戸市章が夜空に輝いていた。



帰りは、三宮に通じる神戸のメインストリート・フラワーロードを北上する。お好み焼き、たこ焼き、広島焼き、焼きそばなどなど。高層の市庁舎前は旗を持った添乗員が多数。お客さん、無事に集合してくれるのかなぁ、この混雑振りではとても心配。


何やらイイにおいがすると思ったら、前を歩いているカップルが、串刺しステーキを食べていた。イイにおいがするはずだ。市庁舎の北にある花時計。来年の干支、巳に因んでどくろを巻いている蛇をうまくいデザインしている。ここが空いているので、団体の集合には良いと思うが、何故か旗を持っている人は一人だけだ。


三宮駅へは込んでいるので、地下街に入った。ここも人は多いが、地上よりはまし。通路は混雑。左側の売り場内通路を。ルミナリエは左が良いようだ。

阪神三宮駅の駅長室に寄り、2000円のカードを受け取り、礼を言って改札口へ。見上げた時計は20時05分。3番線から臨時急行が出ているという案内があったので、混雑している特急を避け、座って帰ることにした。20時17分発だ。梅田到着は21時過ぎ。駅横の食堂街で点心料理を食べる。お持ち帰りもあったので注文した。

22時半頃帰宅。お疲れさまでした、奥さま。写真は1本撮ったが出来はどうだろう。ルミナリエは毎年、これが最後と言われながら、震災の起こった年の暮れから6年連続で行われている。来年はどうだろうか。
高台寺のライトアップ、ルミナリエ、一度見ておけば冥土への土産になる。これからも事ある毎に、土産を増やそうと思っている。



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平成12年12月23日(土)
−−神戸ルミナリエ 長蛇の列 寒さで体調崩し13人病院へ−−

神戸市中央区の旧外国人居留地などで開催中の「神戸ルミナリエ」は23日、来場者が60万7559人(主催者発表)に達し、最近の2年間で最高を記録した。
長蛇の列でなかなか前へ進まず、寒さなどで気分が悪くなる人が続出。同市消防局の救急車が11回出動し16〜78歳の計13人(男性2人、女性11人)が病院に運ばれた。
運営事務局などによると、午後6時の点灯直前には、旧居留地のガレリア(光の回廊)の出発点から約400bの列ができていた。神戸市では午後6時ごろから約40分間雨が降り、寒冷前線の通過で気温が一気に約4度下がって10度前後に
なった。市消防局にはこのころから119番通報が相次ぎ、管轄外の灘消防署などからも救急車が出動した。混雑は午後9時半ごろまで続いた。



関連サイト

神戸ルミナリエ公式ページ http://www.kobe-luminarie.jp/

東京ミレナリオ公式ページ http://www.millenario.com/



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作成 平成12年12月27 日(2000)

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